ステップD5. ルーターとテープ巻き

 《1》 ルーターによる研磨
 この作品では、型紙とぴったり同じ大きさに仕上げることを目標とします。 ただし、他の作品同様、型紙から少しでもはみ出すのはご法度です。これを許すと、組み立て時にピースが干渉して 収まらなくなる危険性が有ります。 パネル作品では、ピースとピースの間に隙間を設けますが、ランプの場合、曲面に配置するとき、自然に隙間が出来ますので、 積極的に隙間を設ける必要はありません。そのため、ピースは型紙と同じ形に仕上げます。
 ルーターでの研磨の目安は、研磨し終わったピースを型紙の上に載せたとき、ピースの周囲からわずかに型紙の縁の黒いところ (けがきの時に付いたマジックの黒)が見える程度にします。
 研磨の工程は、@ざっと周囲を研磨し、A水でゆすぎ、B布で水分を切り、C型紙の上に のせて形を確認し、Dはみ出した部分は再度研磨する、の繰り返しです。
 研磨作業を動画でご確認ください。

 (25秒)

周囲をぐるっと研磨 水でゆすぎ 布で水分を取り 型紙上ではみ出しが無いか確認
 全てのピースの研磨をします。
ルーター作業完了
 《2》 コパーテープ巻き
 この作品では、ピースが皆小さいので、コパーテープの折り曲げシロを0.5mm程度と小さくします。 それでも、湾曲面で半田をすると半田線が太くなる傾向が有ります。今回は、3/16"幅と5/32"幅の2種類を使いました。  オパールセントガラスでは、バックコート無し、背景に使うトランスペアレント(透明)ガラスでは、 バックコートありのテープを使います。
テープの折り曲げシロの確認
 テープは、最後に始点と終点で5mmほど重ねます。
巻き始め 巻き終わり
 両サイドにはみ出したテープを指で摘むように「コ」の字に折り曲げます。次にラスキン(へら)で空気を抜くようにガラスをしごいて貼り付けます。
指で摘むように「コ」のに字に折り曲げます 空気を抜くようにガラスをしごいて貼り付けます
 次にガラスの断面とテープもよく密着させておきます。 周囲に(裏も表も)0.5mm幅のテープの帯が出来ているか確認します。
断面とテープもよく密着 0.5mm幅のテープの帯が出来ているか確認
 ボーダーのピースは、長辺(3cmの辺)の1辺だけ、折り曲げシロを太めにします。 実施にはここだけ1/4"幅テープを使い、他の3辺は3/16"幅を使いました。 この太くした辺はシェードの縁(下端)になるところで、半田を多めに盛って強度を上げます。そのために、テープを太めにします。
ボーダーの1辺の折り返しは太く
 下の写真は全てのピースにテープを巻き終わったところです。。
テープ巻き終了

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