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B.《前頭》コース 〜ステンドグラス小ランプの作り方〜
ステップ B1
概要説明
ステップ B2
ランプのデザイン
ステップ B3
ガラスの基本(2)
ステップ B4
ガラスへのケガキ
ステップ B5
ガラスカット
ステップ B6
ガラスの研磨作業
ステップ B7
コパーテープ作業
ステップ B8
ハンダ付け作業
ステップ B9
洗浄と黒染め作業
付 記 1
ベースの配線
付 記 2
マスカットランプ概要
付 記 3
工具と消耗品一覧
付 記 1. ベースの配線と最終組み立て
ここでは、電気配線のされていないランプベースを買った方のために、電解配線の一方法を説明します。
ただし、
失敗すると、感電や失火の危険性もある工作ですので、ご自分の責任において、 参考になさってください(当方は、なんら責任を負いませんので、ご了承ください)。
《1》 必要な材料
ランプベースは、所謂テーブルランプタイプではなく、釣鐘のように、シェードを上から吊るすタイプを選んで下さい。 ニップルとは外径10mmのパイプ状ネジで、長さは15mm程度のものを使います。 ブッシュ、ナット、菊座金、ソケットは、このニップル専用のものをそろえます。
《2》 ソケットの取り付け
ソケットには構造、大きさ、材質など、いろいろなタイプがあり、1例を紹介します。
まず、ソケットを上下のパーツに分けるために、内部のネジを緩めます。 ニップルの一端にプラスチック製のブッシュを挿入しておきます。これは、ニップルの角で電線を 傷つけるのを防ぐためです。
ニップルに菊座金とワッシャーを通し、ブッシュが下になるようにして、ベースの穴にニップルを通します。 ニップルの上からソケット(下部)を差し、押しビス(ソケットの横にある小ネジ)でソケットとニップルを締結します。
《3》 電線の加工
電線の端を、ニップルの下から差して上から出します。 この端部の被覆をニッぱなどで剥がし、導線を2cmほど露出させます。これをよって、ばらけないようにします。 導線を?形に曲げ、ソケット(上部)の端子ネジ(2個)に巻きつけて、ネジ止めします。 この時、左右の端子間で、導線の接触(ショート)が無いか、確認します。 最後に2分割していたソケットをネジで合体させます。
《4》 スイッチの取り付け
スイッチにもいろいろありますが、ここではボタンスイッチを例に取り、説明します。 スイッチの設置位置は自由ですが、ベースからあまり遠くない方がよいです。 20〜40cmくらいのところが良いと思います。
スイッチはネジを緩めると2分割になります。 電線の平行する2本の内1本をニッパで切断し、写真のようにスイッチ(下部)内に位置させます。 スイッチ(上部)を載せて、ネジを締めて合体させれば完成です。 このボタンスイッチは、電線の被覆をはがさなくても、 上下を合体させるとき電線内部に針がささり結線がなされる仕組みになっています。
《5》 完成
これでベースの配線作業は終わりです。使用する電球は、25〜40Wくらいが良いでしょう。 電球の種類として、曇りの有るフロストと、曇りの無いクリアーの2種類がありますが、 後者のほうが、クラシックな感じが出ます。 また、ソケットには数種の口金サイズが有ります。一般的なものは、E12、E17、E26の3種類です。 これに合った電球を買ってください。ちなみに、写真はE17です。
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