ステップC4. 凹カーブのカット

 《1》 凹カーブとは
 ガラスカットで最も難しいのが、凹カーブ(えぐれたカーブ)のカットだと思います。 本来、直線状に切れたがるというガラスの特性に反した作業だからです。失敗すると、下図右のように、予期せぬ方向に割れ目が生じてしまいます。
手凹カーブの例 失敗例
 《2》 複数のスコアを入れる
 凹カーブをブレーキングプライヤを巧みに使って一回でカットすることも出来ますが、 小さな破片にして徐々に切り取っていくという方法のほうが失敗が少ないです。
 下の写真にあるように、赤い線で表した補助のカットラインを複数入れます。 まず@〜Cの順でガラスカッターで、スコアを入れます。 このとき、黒い線のスコアは、ケガキ線より若干(0.2〜0.5mmほど)内側、赤い線は線上でかまいません。
スコアを入れる順
 《3》 ブレーキングプライヤ操作
 次に、ブレーキングプライヤを使って、小ピースに分解して、余分な部分を取り出します。 ブレーキングプライヤでピシッとひびを入れる場所の順番は、どこからでもかまいません。 全スコアの始点終点にひびをまず入れます。次に、タッピングして取り出すのですが、一番遠い図の@から始める方がよいです。 さらにA〜Cの順で、ブレーキングプライヤとタッピングを交互に使って割っていきます。
ブレーキングプライヤとタッピングを交互に使う順
 無事、凹カーブが切れると、下の写真のようになります。ここまでの作業内容を動画でご覧下さい。
凹カーブが切れたところ

 (1分37秒)

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