《1》 作品紹介

サイズ:横220mm×縦290mm
バラの縁模様のついた置時計兼、ミラーです。
中心部は鏡で、その右上部分にクォーツ時計が付いています。
文字符(1〜12の数字に相当するもの)は、直径5mm程度の11個のガラス玉を接着剤でつけています。
この文字符は、型紙には描かれていないので、お好みに応じて文字符を貼り付けてください。
また、時計部分を省略して置き鏡として使用してもよいでしょう。
周囲は、Uケイムを巻いて仕上げています。ケイムの隙間にはパテは入れていません。
またスタンドは、直径2mmの真鍮の棒を曲げて、半田でUケイムに固定しています。
この方法の他、市販の額立てなどを使っても良いかと思います。
《2》 使用材料(ご参考)
ガラス |
型紙内記号 | 色 |
ガラス品番 |
a(鏡) | 3mm厚カガミ | MR003 |
b(縁) | アンバーのグラニト | ウロボロス社/UR65-92 |
c(花) | 赤のリングモトル | ウロボロス社/UR00-20 |
d(葉) | 赤と緑のスティップル | ヤカゲニー社/UG5409P |
e(蝶) | 黄色 | ウロボロス社/UR00-36 |
その他 |
レッドケイム | マツムラメタル製 RU-5.5ハード(1.6m)(カタログ品番 DD-251) |
真鍮棒 | 真鍮棒φ2mm×1m(カタログ品番 DB-1011) |
時計ムーブメント | SP300(カタログ品番 CG-030) |
時計針 | SH-13G(カタログ品番 CG-043) |
他 | 文字符代わりのガラス玉、接着剤 |
《3》 型紙
@ 下記の型紙(原紙)をクリックして、拡大表示してください。
A その画像をダウンロードして、印刷してください。
B 印刷した画像を拡大コピーして実寸大型紙を作ります。その時、縦寸が280mmになるように、パーセンテージを計算して拡大します。
この実寸大型紙を2セット作り、1枚はガラスカット用、もう1枚は組み立て用に使用します。
C カガミは、普通のガラスと同様にオイルカッターで切れます。ただし、半田付けの際に液体フラックスを使うと劣化しますので、
ペーストを少量使用してください。
D ムーブメントを付けるための穴は、ルーターに4"ビットを付けて開けてください。もし、要領が分からない場合は、《大関》コースのステップE4をご参照下さい。穴の直径は約8mmですが、ムーブメントの軸の直径にあわせて、ほとんどガタが無いように開けてください。
E ステンドグラスパネルが完成し、黒染めが終わった最終段階で、文字符の接着やムーブメントの取り付を行ってください。

型紙(原紙)