鯉の滝登り

「鯉の滝登り」という行灯を作り始めました。自然の鯉は滝など上りませんが、中国の故事では、滝を上った鯉が龍になったとあります。登竜門の故事です。
曰く、中国の霊山に「竜門」という滝があり、その急流を登り切った鯉には霊力が宿り、龍になると言われています。立身出世の象徴ですね。
それより今回は「キレイ」な行灯を作ってみます。

雪洞制作

ミニ行灯の流れで、今度は神棚用の雪洞(ぼんぼり)を制作しました。木枠は既存のもので、そこに貼ってあった絹のシェードを剥がして、変わりにガラスをはめ込みました。
アンティークガラスは、ピンクと青のストリーキーです。社紋はサンドブラストで入れました。可愛らしい行灯です。

※この作品の説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

桜(染井吉野)のファンランプ

先だって近くの公園でスケッチしてきた丸い桜(染井吉野)のステンドグラス・ファンランプを作りました。10個ほどの花が、鞠のようになって咲く染井吉野の拡大図です。ランプと言っても、メイン部分は丸いパネルですので、このまま小窓に飾っても綺麗だと思います。

アクセサリー作り

当工房の隠れたロングセラー、フュージングアクセサリーの’06春の新作を、10個ほど作りました。ネックレスやイヤリング、ピアス、リングなど全部で数十個作り、5月から6月にかけて、2箇所の会場で限定発売します。
時期が近づきましたら、アナウンスさせていただきます。

桜のスケッチ


 前日ものすごい突風が吹き荒れて、桜は全て散ってしまったかと思いましたが、近くの公園に行ってみると、しっかり枝に付いていました。早速、桜の枝と花の付き方などを観察しながら、スケッチブックに念入りにスケッチしてきました。
 気温は、東京で今年初めて20度を超えたらしく、ここ茨城もぽかぽかです。平日の空いた公園で、ゆっくり写生なんて、贅沢な時間です。