パピエ・ド・ヴェールの最大の持ち味は、ガラスの輝きと墨画の生き生きした線質の融合です。 パピエ・ド・ヴェール(Papier de verre)とは

そして、鉛線の無いすっきりとしたデザインです。
| パピエ・ド・ヴェール(Papier de verre)は、フランス語で、直訳すると「ガラスの紙」となります。当工房による造語です。 この手法は、環境に配慮して当工房で考案した、無鉛(鉛レス)のステンドグラスです。 一方当工房では、ステンドグラスの制作と同時に、東洋の伝統絵画である墨画(水墨画)も、原画作成のために長らく取り組んできました。そしていつしか、計画絵画であるステンドに、即興性を身上とする墨画の要素を取り入れたいと思うようになり、この手法に取り入れました。
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| パピエ・ド・ヴェールは、板ガラスを紙に見立てて、筆で墨を塗り、生きた線質の絵画に仕上げます。ただ、普通の墨や顔料ですと、剥がれやすいですし、その部分の艶がなくなってしまいます。そこで、パピエ・ド・ヴェールでは、グリザイユと言うステンドグラス専用の顔料を用います。 また描いた後は、大きな電気窯で焼き付けます(約800℃)。この作業を経ると、顔料はガラスの中にもぐりこみ、表面はガラス特有の艶で覆われます。 |
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また、フュージングの技法も用い、色ガラスを同時に融着させ、華やかな画面に仕上げます。
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![]() | 熱せられたガラスは、ゆっくり冷まさないと、内部に歪が残り、冷却後に割れてしまったり、もろい作品になってしまいます。ですので、コンピュータで温度を制御して、多段階式にゆっくり冷まします。この作業を徐冷といいます。 パピエ・ド・ヴェールでは、作品が大判になるので、特に慎重に徐冷しています。 従来のステンドグラスでは、鉛線や半田(鉛合金)を使用して組立てていましたが、パピエ・ド・ヴェールではこの組立てが不要ですので、無鉛ステンドグラスということになります。 |
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