パネル
「月下」


(裏からシーツ越しの光を当てて撮影)
| サイズ |
651mm×530mm |
| 設置場所 | 未定 |
| 制作経緯 |
自主制作 |
| 価 格 | 260,000(税込み・送料サービス) |
二人の向かい合いの裸婦像です。原画は昨年に描き、いつか時間が出来たら制作しようと思っていた、個人的趣味の作品です。裸婦はモチーフとして好きで、そのフォルムの美しさと共に、肉体の線でもって(モデルの)内面性までも表現できるのではないか、と思わせるところに魅力を感じています。また、ステンドグラスという、とかく見た目が硬質になりがちな技法を用いて、柔らかな肉体を表現するということも、チャレンジし甲斐のあるテーマです。
この作品は、ガラスはすべてフランスのサンゴバン社のセレニウムにこだわっています。同社のセレニウムカラーは、黄色からオレンジ、赤とラインナップが数色そろっていて、この作品のように微妙なグラデーションを着けたいときに便利です。ただ、高価なのが玉にきずですね。
今回、モザイクのような方法を取りましたが、繋ぎのための半田線が模様としての自己主張をしていて面白いと思いました。また、肉体の線と、頭の頂上から足先までの流れも表現しやすかったと思います。
ところでステンドグラス作家が、フュージング作家ではない、またガラス絵作家ではない証として、鉛線(半田線)を美しく用いる必用があると思います。私にとっての入門書、「ステンドグラスのパネル技法」で著者のスティーブ・A・メロー氏は、「鉛線は魅力的で、ステンドグラスの色なしでも美しく見えなければなりません。」と書いていますが、まったくその通りだと思います。とかく邪魔者にしがちな鉛線なり半田線を、効果的に使った作品をデザインしていきたいと思います。
画面には月下美人の花が、白グリザイユで描かれています。また肉体部分は、各ピースに、薄いグリザイユでランダムな模様が描き込まれています。写真では見づらいですね。
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