行灯
「POSE」

「2002日本現代ガラス展・能登島」入選

POSE

サイズ φ150mm×縦460mm
設置場所未定
制作経緯 自主制作
価  格170,000(税込み・送料サービス)在庫あり


 石川県は、ガラス工芸を含む工芸美術全般の振興に力を入れている県で、様々な公募展が開催されます。日本現代ガラス展能登島もその一つで、2002年にこの作品が、ステンドグラスとして唯一入選しました。
 裸婦2体を大胆に配した行灯(あんどん)タイプのランプオブジェです。裸婦は、一方は正面から、 他方は後ろから描いています。これは、女性がポーズを取った時の美しさを、どれだけ単純な線で描けるか、に挑戦した習作です。
 人が、美しい裸体を見て感動するメカニズムを、解明するというのは、野暮と言うものかもしれませんが、あえてこの作品では、「輪郭の美しさ」と「流れの美しさ」に注目し、「輪郭」は荒っぽい筆描きのグリザイユで、「流れ」は、オレンジとアンバーのストライプで表現してみました。
私は、裸婦に限らず、男性の身体や動物の身体に美しさを感じる時、そのモノの頭の先から足先に向けて、あるいは肩から手の先に向けての「流れ」を感じるのです。この流れが、身のこなしと一体になった時、生物特有の美しさを実感します。皆さんはいかがですか。
 技法的には、裸婦の部分はフュージングという、かなり高温でのガラス同士の融着を利用した、まさにオブジェで、それを周囲に配した暗めのグリーンとグレーの透明ガラスと一緒にスランピングして円筒状にしています。裸婦の部分だけ、オパールセントガラスを用いていますので、面発光します。


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