なりきりパン職人 なんちゃってドイツパン 

JUGEMテーマ:手作りパン

我が家は、フランス好きのステンドグラス好きの夫婦ですが・・パンに関してはドイツより?

我が家の定番のパンがあります。欠かさず作るのは『なんちゃってドイツパン』です。
ドイツパンは、酸っぱい、硬い、黒っぽいなどのイメージがありませんか?
パンはやっぱりフランスよね・・なんて思っていましたがとんでもないです。ドイツはどこの国よりもパンの種類の多い国なんです。穀物(ライ麦、大麦、きびなど)や野菜、野菜の種、などなど色々な組み合わせのパンがあり種類が豊富です。 穀物のパンのように色のついたものだけでなく、白い生地のパンもあるようです。
以前、ドイツに旅行した時に食しました。パン屋に入ると膨大なパンがところ狭しと並べてあり、どうやって購入するのかと困ったことを思い出します。そのパン屋さんは食事用のパンが多く、量り売りでした。ドイツ語はさっぱり分かりません。主人が何とか買いたいパンを主張し食べることができました。
美味しかったですね・・
前置きが長くなりました。とにかく美味しいドイツパンが食べたい!という一心で作り続けています。

これは我が家の『なんちゃってドイツパン』に使う、ザワータイクの材料です。ザワータイクとは、ライ麦と水、ヨーグルトで作る自然酵母です。イーストの代わりですね。ザワータイクをパンに使うだけで、酸味のあるイメージ通りのドイツパンに変身します。
私は本を見たり、HPで調べたりして作っています。ドイツパンに関してとても詳しくすごい方を見つけました。彼女のサイトはこちらです。http://www.geocities.jp/deutschebaeckerin/index.html

ライ麦、水、ヨーグルトで発酵させます。蓋付のビンやプラスチックケースに材料を入れ、3日間位かけて、ライ麦と水、ほぼ同量を継ぎ足していきます。23℃位の部屋に置いておくといいそうです。

私は発泡スチロールに入れて発酵させています。
発酵し始めると、小さな気泡ができ始めます。容器の1/3量位で始めたものが、最終的にはぷくぷく膨らみ、容器一杯になります。沢山気泡を含み、酸っぱい匂いのするものができあがります。これが酵母(イーストの役割)と乳酸菌(酸っぱい味)を含んだザワータイクです。
このザワータイクをパンに配合するのですが、まだ幾つかの行程があります。パンに使う為にはもう少し酵母と乳酸菌を増やさなければなりません。
難しいですね。長々と書きましたが、私はいまだに納得のいく酸味のあるドイツパンが作れません。行程が多いし繊細なものなので、なかなか上手くいきません。
そして、もう1つ修行が進まない理由は、酸味のある本場のドイツパンを目指してはいるものの、現在作って食べている『なんちゃってドイツパン』もなかなか美味しいのです。酸味はなくても・・まあいいか・・と開き直っているせいで、修行が進まないでいるのは確かです。
次回は材料の混ぜ込み~1次発酵までです。

お花のように可愛らしい 胡桃パン

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ステンドグラス制作の合間に、パン作り!春になり外を歩いていると、沢山の様々な花が咲き乱れ、芳しい香りを放っています。
お花のように形作った胡桃パンです。2次発酵時に丸く成形後、はさみで3箇所切り込みました。なるべく深く大胆に切り込みをしないと生地が膨れて跡形もなくなってしまいます。どうぞ、切り込みは大胆に。

フランスパン専用粉を使用。外皮はパリッとしていい感じです。
『パンを作る皆様、捏ねる時に生地が柔らかすぎて扱いずらい時はどうしていますか?』
水分量の多いふわふわパンやバター量の多いブリオッシュ生地などは、捏ねる作業にとても苦労します。通常、最初はベトベトでも、捏ねている内にまとまってくるので心配はないのですが・・それでも困る時があります。ある程度は打ち粉で対処しますが、気がつくと打ち粉とは言い難いほどの量を入れ、生地が硬くなっていることがありませんか?
粉が50g増えるだけでも食感にかなりの差が出ます。柔らかい生地作りはホームベーカリーでは問題ないようですが、手捏ねでは少々工夫が必要です。

私はこんな時、スケッパーを使い、削ぎとりながらまとめています。捏ねる時間も短いです。または生地を冷蔵庫に入れ、少し冷やすのもいいようです。艶やかな生地になるまで捏ねなくても、捏ねる時間が短くても、それなりに美味しいパンはできます。
捏ねる理由は、グルテンを刺激し強化する・・という事。グルテンとは、小麦の胚乳から生成されるタンパク質の一種で水に混ぜると弾力性と粘着性を発揮します。捏ねることでグルテンがより形成され、生地の中で網目のようになります。その網目が発酵によって出来た気泡を閉じ込め、パンをふっくらもっちり仕上げます。
実は『捏ねないパン』という嬉しいレシピも存在しますよ。以前作りましたが、なかなか美味しかったです。パンを食べたいけど、面倒だな・・という時にお勧めです。

パンを捏ねるのは、重労働ですね。私は時々、手に力が入らず、くすぐったい感覚になります。病院で診察したところ、『けんしょう炎』だと診断されました。先生曰く・・小さい子供を持つお母さんに多い症状なんですよ。無理な体勢で抱っこしたり母乳をあげたりするからね。必要以上に手を動かさないようにすれば治りますよ、と仰いました。
ごめんなさい、先生。私は育児そっちのけでパン作りをしているのです・・自業自得です・・。とは言えず、自然と病院から足が遠のいてしまいました。

(ステンドグラスでは、腱鞘炎にはなりませんでしたが。)

楽しい小旅行 たけのこ掘り 

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ステンドグラス作りの合間に、タケノコ堀。友人のお宅へたけのこ掘りに出掛けました。 車で15分程度のドライブですが、ほとんど旅行をしない我が家にとっては小旅行気分です。


春の七草のひとつ、『せり』です。

沢山掘った後は、焚き火をして大胆に丸ごと焼きました。なかなか貴重な体験です・・ありがとうございました。

たけのこの甘酢あんかけ。
日本では『松竹梅』と使われるように、竹は縁起のよい植物ですね。優雅、順応性、長続きする友情などを象徴するようです。確かに、背丈が揃い風になびく竹林を見ていると納得してしまいます。

フランスの今日は何の日? 5月1日 

5月1日は、大切な人、愛する人にスズランを贈る日です。スズランは春の象徴。幸せをもたらすと言われていて、贈られた人には幸運が訪れるそうです。
東日本大震災で被害に遭われた多くの皆様、そのご家族、ご友人に。
大切な方を失ってしまい、悲しみに耐えない多くの皆様に。
現在、多くの悩みを持ち、苦しんでいる皆様に。
私達家族がとてもお世話になり大切に思っている、このブログをご覧になっている皆様に。
写真で恐縮ですが、スズランをお贈りします。どうか皆様に幸運が訪れますように・・そして大震災による被害の大きさを目にし悲しみに耐えません。心より心よりご冥福をお祈りいたします。


私達家族がとてもお世話になっている、友人宅の庭に咲いていたスズランです。
5月1日が近づくと、フランスの街ではスズランの花束をもった多くの売り子を目にします。幾つかの規則がありますが、森で摘んだスズランなら誰でも街角で売っていいそうです。子供たちがお小遣い稼ぎの為に、共産党員が資金集めの為に、と理由は様々です。
そしてもう1つ、今日、フランスは労働の祝日『Fête du travail』という国民の祝日です。所謂メーデーです。この日は労働しないと決めているお店が多く、ほどんど閉まっています。有名デパート、美術館等ほとんどの観光スポットは機能していません・・徹底しています。

こちらも同じ友人宅に咲いていた可愛い花。スズランに似ていますが、『スノーフレーク』という植物です。和名はオオマツユキソウ(大待雪草)、別名はスズランスイセン(鈴蘭水仙)(ウィキペディアより)だそうです。

そうだ、スズランのステンドグラス作ろう...

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