オーダーメイドの大判ステンドグラス「椿」はココ数日、研磨作業です。カットしたガラスの切断面は鋭くて危ないので、ルーターという電動砥石でまるめておきます。
このルーター、20年以上使用しているネンキものです。ON/OFFスイッチはいかれて交換していますし、トッププレートはどんどん削れていくので、アクリル板で繰り返し補強しています(写真ではむづらいですが)。
研磨作業が終わったピースは、コパーテープ巻き工程に回します。
直径50cm円形のオーダーメイドのステンドグラス「椿とメジロ(仮称)」の制作がスタートしました。原画は一足先に、水墨画で描いています。
施主様からのリクエストは、花と鳥3羽+お城を入れて、とのことでした。3パターンの原画を水墨画を使って描き、このC案に決まりました。右下のお城は、私のお気に入りの国宝・松江城天守です。実際にこのお城のスケッチに行ったことはありますが、そばに椿が有ったかどうかは定かではありません。
次に、原画を方眼紙にトレースして、型紙を作ります。ライトボックスの上で作業しています。
この型紙を1.5倍に拡大コピーすると、実寸大パターンになります。コンビニに行っていざコピーです。
さてこのパターンを切り刻んで、ガラスカット工程に入ります。