出張教室 アート作品1個完成

無料出張教室も、11月の作品発表に向けて、徐々に盛り上がってきました。
先月までに皆で作った12枚のガラスタイルを、1枚のまとまったパネルにするため、配置の検討会です。
 


配置が決まったら写真に撮り、1枚にまとめるための焼成は、工房に持ち帰って専用の窯で行いました。






なかなか面白い作品になりそうです。ポイントは、色をブルー基調に統一した点です。
引き続き、レッド基調の作品に取り掛かっています。
手が不自由な生徒さんとは、1対1で話をしながら配置を決めて行きます。
「次にどの色を置く? 赤? オレンジ? 黄色?」
「場所は? 四隅? それとも真ん中?」
「なるほど。そこもいいけど、こっちはどう?」
といった具合です。




最近、小さなタイルの焼成は、私がいないときでも職員の方々で出来るようになったので、作業の展開がスピーディーです。
今の課題は、より正確なコミュニケーションの仕方と、個々の生徒さんの得意分野を見出すことです。

出張教室

 月に1~2回、市内の身体障がい者施設に、無料出張教室に行っているのですが、今回からアート作品プロジェクトを始めることになりました。
 今までは、ガラスフュージングの練習を兼ねて、おはじきやアクセサリーを作ってきたのですが、半年経って、本格的なアート作品の制作にチャレンジしようという機運が高まってきました。
 先達て、まず施設職員のU氏が来房し、作戦会議です。専門ボランティアは、職員さんのバックアップが無いと、全くといって良いほど制作指導は成り立ちません。

 本日がプロジェクトの初日。小グループに分かれて、テーマに沿ったガラスタイルをデザインしているところです。

施設利用者の皆さんは、配置したガラスが融けるとどのようになるか、だいたいわかってきたので、仕上がりを想像しながらガラスを積み上げたり並べて行きます。

最後に、窯に入れて約1時間焼成します。細かいタイルが沢山出来たら、一体化してパネル作品にします。