中型サイズのステンドグラスパネルの制作が続いています。今は、ガラスカット中。
ただ、星のガラスピースはカット品ではなく、焼成して作るナギットです。ナギットは、おはじきのようにガラスを高温で丸く焼成して作ります。こんもりレンズ型で、独特の虹彩を放ちます。
緑のガラスは、森の木々、黄色は三日月です。
カットが終われば、研磨と銅テープ巻きです。ふるさと納税返礼品の制作は、県外の人に龍ケ崎市を知っていただく絶好のチャンスです。龍ケ崎市を代表するステンド作家として、責任重大です。
直径50cm円形のオーダーメイドのステンドグラス「椿とメジロ(仮称)」の制作がスタートしました。原画は一足先に、水墨画で描いています。
施主様からのリクエストは、花と鳥3羽+お城を入れて、とのことでした。3パターンの原画を水墨画を使って描き、このC案に決まりました。右下のお城は、私のお気に入りの国宝・松江城天守です。実際にこのお城のスケッチに行ったことはありますが、そばに椿が有ったかどうかは定かではありません。
次に、原画を方眼紙にトレースして、型紙を作ります。ライトボックスの上で作業しています。
この型紙を1.5倍に拡大コピーすると、実寸大パターンになります。コンビニに行っていざコピーです。
さてこのパターンを切り刻んで、ガラスカット工程に入ります。