ステンドグラス「ペガサスと少女」は、組み立て工程です

約1ヶ月かけてきたこのステンドグラスの制作も最終段階=組立てです。

組立て用の台紙の上に、テープを巻き終えたすべてのピースを並べていきます。

組立て用の台紙の上に、テープを巻き終えたすべてのピースを並べていきます。

台紙の上でハンダ付けをするので、全ピースを並べていきます。全容を見ることが出来るのは、この段階が初めてです。ワクワクします。

全てのピースをジグソーパズルの要領で並べ終えました。

人・馬のピースをジグソーパズルの要領で並べ終えました。

並び終えて、微妙な位置や、ピース間の隙間の調整を終えたら、仮止めです。

仮止めは、ハンダの点止めで行います。

仮止めは、ハンダの点止めで行います。

仮止めが終われば、振動を与えても、ずれることが無いので、落ち着いて仕上げハンダが出来ます。

丸1日かけて、表と裏の仕上げハンダを行います。

丸1日かけて、表と裏面の仕上げハンダを行います。

ステンドグラス「ペガサス」はテープ巻き工程です

ステンドグラス・パネル「ペガサスと少女」は、研磨が終わり、銅テープを巻く工程です。

ガラスの縁=切断面を包むように、銅テープを巻きつけていきます。

研磨が終わったガラスピース達

研磨が終わったガラスピース達

銅テープの裏側には、粘着剤が付いているので、ガラスに良く着きます。

テープを巻いているところです。剥離紙を剥がしながら着けていきます。

テープを巻いているところです。剥離紙を剥がしながら着けていきます。

こちらが、巻き終わったピースです。全部終わるのに、数日かかりますかね。

こちらが、巻き終わったピースです。全部終わるのに、数日かかりますかね。

そろそろ、ステンドグラス制作も終盤です。

 

ステンドグラス「ペガサス」の絵付け中

私のステンドグラスは、絵付けが極わずかか、まったくしません。

今回は、人馬のオパック処理と、人の部分に陰影を付けました。

オパック処理も一種の絵付けです

オパック処理も一種の絵付けです

白いグリザイユを刷毛でぼかします

白いグリザイユを刷毛でぼかします

オパック処理をすると、光が拡散し、そのピースがぐんと目立って見えます。

白グリザイユの焼成は電気窯で

白グリザイユの焼成は電気窯で

この後、人体にうっすら陰影を付けて、立体化します。

陰影は黒グリザイユで

陰影は黒グリザイユで

これで、ステイン(着色)されたガラス=stainedglass になりました。

さて、下の写真は何をしているところでしょう?

双眼顕微鏡をのぞいています

双眼顕微鏡をのぞいています

答えは、棘抜きです。指に刺さった極小さなガラス片を針で抜いています。数年前までは、目視でできたのですが、老眼が進行してきて、この顕微鏡を使っています。

押すと痛みはあれど、この日は棘は発見できませんでした。とげが刺さるのは、この職業の宿命です。

ステンドグラス「ペガサス」のガラスカットが終わりました

「ペガサスと少女」と題するステンドグラスは、ようやくガラスカットが終了しました。

左は薔薇の花と葉のガラスです。右は空のガラス。

左は薔薇の花と葉のガラスです。右は空のガラス。

バラの花は、サンゴバン社のセレニウム・イエローという高価なガラスです。

セレニウム・イエローのアンティークガラス

セレニウム・イエローのアンティークガラス

ガラスカットが終わると、この切断面を丸める研磨です。ルーター(グラインダー)を使って、断面を磨き、型紙にぴったりに仕上げます。

ルーターで切断面を研磨しています。

ルーターで切断面を研磨しています。

同時に、この作業で、銅テープが着きやすくなります。

ステンドグラス「ペガサス」は、ガラスカット中です

ゴールデンウィーク中ですが、天気も良く、ガラスカットにはうってつけです。ステンドグラス制作の楽しみの一つが、このガラスカット。苦手という方もいらっしゃいますが、慣れれば、自分の技術の上達度が最も実感できて、楽しい時間です。

馬(ペガサス)本体の青緑のガラス

馬(ペガサス)本体の青緑のガラス

ドイツの職人が、1枚1枚宙吹きで作った「アンティークガラス」を、型紙に添って切っていきます。大きなままでも十分素敵な板ガラスですが、切って、再構成して、新たな命を吹き込みます。

少女のドレスのガラスは、深いブルーです

少女のドレスのガラスは、深いブルーです

今回は、私の定番の「青緑系」のモノトーン配色です。このモノトーンのリスクは、こちらがイメージするガラスが、タイミング良く仕入れられるかです。同じような色のガラスが、重なりますから。インポートものなので、商社に在庫が無ければ、デザインを変えなければいけません。今回は、全てそろいました。

クリアーのガラスは、雲のデザインの部分に

クリアーのガラスは、雲のデザインの部分に

切り終ったパーツ数百個は、型紙と1対1対応で管理します。

切り終ったパーツ数百個は、型紙と1対1対応で管理します。

しばらく、カット作業が続きます。

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ステンドグラス「ペガサスと少女」の型紙を作っています。

オーダーメイドのステンドグラスを制作中です。題材はペガサスです。

馬を題材にしたご依頼は比較的多いので、最近は、色々なポーズが描けるようになってきました。

原画をトレースして、型紙を作ります

原画をトレースして、型紙を作ります

今回はかなりメルヘンチックな構成です。ペガサスとその背に乗る少女。少女はフルートを奏でています。特別なストーリーは無いのですが、観ていてハッピーになれるといいなあと思いながら原画を描きました。

縮小版型紙。型紙の原紙です。

縮小版型紙。型紙の原紙です。原画との違いは、ガラスが切れるように区画(ピース)が分かれている点。

サイズは横566mm×縦896mmです。完成すると、新築家屋の玄関にはめ込まれる予定です。

原寸大型紙。

モノクロの原寸大型紙。縮小版をコピーして繋ぎ合わせて作ります。

この型紙を切り刻んで、各色ごとの必要面積を見積もります。そして、来週ガラスを発注します。

型紙をピースに切り分けています。

型紙をピースに切り分けています。

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ステンドグラス「つる遊び」は、組み立て完了

天使がしだれ柳の蔓で遊ぶというユニークなテーマのステンドグラス「つる遊び」は組み立て段階に入りました。

全ピースを台紙上にならべました

全ピースを台紙上にならべました

作品の全容が見て取れます。並べたピースにフラックスを塗り、銅テープを隠すようにハンダをコテで融かしながらを盛っていきます。

銅テープ部分にペーストフラックスを塗っています

銅テープ部分にペーストフラックスを塗っています

綺麗にハンダを盛ると、ぐっとステンドグラスらしくなります

綺麗にハンダを盛ると、ぐっとステンドグラスらしくなります

ハンダは、表裏両面に盛って、終了です。この後、洗浄→ハンダ部分の黒染め→防錆ワックス塗布と続きますが、ゴールは目の前です。

保存

天使のステンドグラスは、銅テープ巻き工程です

全ピースのカットと研磨が終わり、絵付けも終わりました。

次に、各ピースの切断面に銅テープを巻いていきます。このテープは、組み立て時にハンダの中に埋もれて見えなくなります。

1ピースずつ、銅テープを巻いていきます。

1ピースずつ、銅テープを巻いていきます。

巻き終わったピース。これは、柳の芽の部分です。

巻き終わったピース。これは、柳の芽の部分です。

テープが巻き終わると、いよいよ組み立てですが、その模様は次回。

ピースを台紙に置いてみる

ピースを台紙に置いてみる

徐々に絵になってくるのが嬉しい

徐々に絵になってくるのが嬉しい

 

保存

ステンドグラス「つる遊び」の天使に、陰影絵付け中

今回のステンドグラスは、1ピース1ピースが大きめなので、しっかり絵付けを施して、作品に重厚さを付けようと思っています。

ステンドグラスの語源は、「stainされたglass=塗られたガラス」です。ですので、伝統的な製法では、ガラスピースにグリザイユで絵付けが施されています。アメリカと日本の現代ステンドグラスは、ティファニーランプの影響を強く受けているので、絵付けしない素のガラスピースだけで組むことが多いです。ですが、今回は、伝統的な主題でもある天使なので、絵付けします。

天使の脚のパーツです

天使の脚のパーツです。黒のグリザイユで、少し陰影を付けて立体的にしています

グリザイユ(専用の顔料)で強い線は描かず、刷毛で薄く延ばした陰影だけでピースの立体感と存在感を出していきます。

グリザイユの焼成

グリザイユの焼成

これらのピースは、裏にオパック処理を施す焼成をすでにしてあるので、今回は表面・2回目の焼成です。

焼成の合間に、クリアガラスで、背景ピースのカットも進めます。

大量の背景ピース

大量の背景ピース

色の無い、タダのクリアガラスと思いきや、アンティークガラス特有の歪みと線模様が、とても美しいです。

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保存

ステンドグラスで天使のパーツを制作中

天使のステンドグラス「つる遊び」で、中心になる天使の身体を作っています。

青緑のガラスを使い、型紙に合わせてカットし、ルーターで切断面を軽く研磨します。

天使の腕のピースを、ルーターで研磨中

天使の腕のピースを、ルーターで研磨中

今回、天使の身体と翼を引き立たせるために、オパック処理をします。本来は透明のガラスですが、これで曇りガラスのようなテクスチャになります。

オパック処理:窯での焼成前。

オパック処理:窯での焼成前。

窯で、最高温度625℃にセットして、焼成です。

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