3連大型のオーダーメイドステンドグラス「丘の風景」完成

大型のオーダーメイドステンドグラス「丘の風景」

大型のオーダーメイドステンドグラス「丘の風景」

563mm×1293mm×3枚構成の大型のオーダーメイドステンドグラスです。普通の民家の玄関吹き抜けに取り付けられる予定です。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

ふるさと納税返礼品オーダーメイドステンドグラス「聖母」完成

オーダーメイドステンドグラス「聖母」

オーダーメイドステンドグラス「聖母」

宗教的なステンドグラスを作ることは、そう多くなく、キリスト教関連は特に少ないです。この作品な、そんな中の貴重な1作です。工房のある龍ケ崎市へふるさと納税してくださった方への返礼品です。

500×1000mmの大判のステンドグラスで、埼玉県の方に納品しました。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

ステンドグラス「聖母」は、ガラスカットを終え、絵付け→組み立て

ステンドグラス「聖母」は、ガラスカットを終え、絵付け→組み立てと進んでいます。

聖母マリア様の服や体の陰になる部分に、黒グリザイユで陰影を付けています。

バジャーという刷毛で、ボカしてグラデーションを着けながら

黒グリザイユで陰影を付けています。(バジャーという刷毛で、ボカしてグラデーションを着けながら)

グリザイユは、625℃の窯で焼成します。この前工程では、白グリザイユを焼成していますが、この黒は、白の裏面に施しています。

黒グリザイユの焼成

黒グリザイユの焼成

さて、銅テープを巻いて、いよいよ組み立てです。

台紙の上に、ガラスピースを置いていきます。パズルのようで、楽しい作業です。

台紙の上に、ガラスピースを置いていきます。パズルのようで、楽しい作業です。

ハンダを盛って、ピースを繋いでいきます。完成まで、あと少しです。

ハンダを盛って、ピースを繋いでいきます。完成まで、あと少しです。

マリア様の光背もきれいに配置できました。仕上がりが楽しみです。

 

ステンドグラス「丘の風景」は、組み立て開始です

3枚一組のステンドグラスパネル「丘の風景」は、かなり速いペースで制作が進んでいます。1枚目は、テープ巻きが終わり、今日から組み立てです。

始めてガラスピースを台紙の上に並べてみて、改めてカラフルな作品だということが分かりました。緑が映えて、涼やかです。

台紙上に並べ終わったガラスピース

台紙上に並べ終わったガラスピース

これまで多く作ってきたモノトーン作品とは、かなり違った印象です。

1枚の作品は長さ1.3mあるので、ハンダも大変です

作品は長さ1.3mあるので、ハンダも大変です

今、組み立てているのは、3枚あるうちの中央の1枚です。来週に向けて、テープ巻きと組み立てが続きます。

 

ステンドグラス「聖母」のガラスカットと絵付け

宗教画と言うわけではありませんが、聖母マリア様をモチーフにしたステンドグラスを作っています。ガラスカットと同時に、薄い絵付けを施しています。

ドレスの部分は、フィッシャー社の赤いアンティークガラスです

ドレスの部分は、フィッシャー社の赤いアンティークガラスです

ガラスは全てアンティークガラス。8割はドイツのフィッシャー社、残りは同じドイツのランバーツ社です。

人物の部分のみ、浮き立たせるためにオパック処理します

人物の部分のみ、浮き立たせるためにオパック処理します

絵付けしていないようで実は少し絵付けするのが好きです。やはり、ステンドグラスと言うからには、多少、ステインド=stainedしないと。

窯で2回焼成します。オパックと、陰影付けです。

窯で2回焼成します。オパックと、陰影付けです。

この製法で、立体的で、ほんわかしたマリア様ができるはずです。

ステンドグラスパネル「聖母」の型紙制作

横50cm×縦1mのステンドグラスパネルの制作がスタートしました。

幾つかの作品がかけ持ちなので、制作スピードは出ませんが、ガラスカットはノッている時一気にやってしますのが良いので、次の作品にも取り掛かっています。

今回は聖母マリア様を題材にした作品です。2か月前に折よく、イタリアはフィレンツエ&ローマで美術館巡りをしてきたので、原画はとてもスムーズに描けました。ウフィッツィ美術館、サン・マルコ美術館、ヴァチカン美術館、どこにいってもマリア様だらけでした。

ステンドグラス「聖母マリア」の型紙を制作中です。

ステンドグラス「聖母マリア」の型紙を制作中です。

意外と少ないのが、マリア様だけが単独で描かれている絵ですね。受胎告知は天使と共に、あと幼いキリストを抱いている場面がほとんどです。

型紙を刻んでいます

型紙を刻んでいます

淡い絵付けが入る予定なので、この制作、少し時間がかかると思います。

ところで、ヘゴ着け仕立てのミニカトレアが咲きました。毎年、必ず咲いてくれます。

ミニカトレアが咲きました

ミニカトレアが咲きました

ステンドグラスパネル「丘の風景」はガラスカット中

大型のしかも3連ステンドグラス「丘の風景」は、ようやくガラスカット段階に入っています。フィッシャーと言う今は無きドイツのアンティークガラスメーカーのまさにアンティーク的価値のあるガラスを型紙に合わせて切っています。

型紙も膨大な量のピースに切り分けられています

型紙も膨大な量のピースに切り分けられています

フィッシャー・ガラスの上に、無駄なく型紙を並べています

フィッシャー・ガラスの上に、無駄なく型紙を並べています

スカイブルーのガラスは、ランバーツという、これもドイツのアンティークガラスです。アンティークガラスは、ステンドグラス専用の手作り板ガラスのことです。

型紙とスカイブルーのガラス

型紙とスカイブルーのガラス

空の部分は、ピースが大きめです

空の部分は、ピースが大きめです

家のピース(紫や赤のガラス)は、カットして研磨した後、絵付けします。

細かいピースはコンテナで管理

細かいピースはコンテナで管理

ステンドグラスパネルのガラスカットと、研磨はしばらく続きます。