イタリア入りして1週間後、再びフィレンツェ郊外の街、グレーヴェ・イン・キアンティに戻ってきて、交流展覧会の撤収作業に臨みました。
12日朝、ローマ発の特急に乗り、まずはフィレンツェへ移動。
フィレンツェでは、地元では有名だという画材屋に寄りました。ステンドグラス用のグリザイユがあればよいなあと思っていたのですが、有りませんでした。
フィレンツェでは、あまり美味しくない中華料理を食べて、午後バスでグレーヴェへ。
グレーヴェは、フィレンツェやローマの喧騒とうって変って、田舎町の静かな午後、といった趣です。午後4時過ぎから、同市の丘の上にあるサンフランチェスコ美術館に集まり、出張展覧会の撤収作業です。
多くの出展者が、多かれ少なかれ、グレーヴェ市への作品の寄贈を望み、また市長さんはそれを快く受け入れてくれました(お邪魔にならなければよいのですが)。私も、フュージング絵皿2枚と、水墨画2枚を寄贈しました。私としても、帰りの荷物が軽くなり、大助かりです。
私は牛久市民ではありませんが、牛久市とグレーヴェ・イン・キアンティ市の文化交流が成功裏に終わってとても嬉しいです。
夜は、この展覧会をアレンジして下さったサラさん(グレーヴェの分離集落=フラツィオーネのひとつ、キヨッキヨ在住)ファミリーと一緒に、ピッツェリアでディナーです。お店の周囲は見渡す限りのブドウ園です。
日中は暑いイタリアですが、湿気が少ないので、日が落ちると肌寒くなります。9時過ぎにやっと暗くなり、10時まで飲んでいました。
翌日は朝からサラさんの車でフィレンツェ空港まで送って頂き、帰途に。イタリア、去りたくないよう、って感じです。絶対、また来ます。