和風ステンドグラス「いちじく」の制作を開始しました

2年前に一度作ったことのある、縦長の水墨画風ステンドグラス「いちじく」の別バージョンに取り掛かっています。いくつかの反省点を踏まえて、バージョンアップした「いちじく」を目指します。

原画は墨をすって、墨画で描きます

原画は墨をすって、墨画で描きます

実際に墨をすって、墨画を描く日は、1日開けておいて、ゆったりした気持ちで描きます。そんなに時間のかかる画法ではないのですが、集中しないと、何枚も書き損じてしまうのです。消しゴムが使えないですからね。しかも、お手本無し、練習無しのぶっつけ本番です。

仕上がった原画

仕上がった原画

今回もお客様のリクエストで、鳥(オナガ)を入れました。下の方にも葉を描きこんで、重心を少し下げました。ですが、得意(?)のひょろひょろ構図です。

原画の上に方眼紙を載せて、型紙作りです

原画の上に方眼紙を載せて、型紙作りです

墨画は、長さ80cmと長大なので、デジカメで撮影し、縮小印刷しておきます。これをライトボックスの上に置き、さらにその上から方眼紙を載せて、輪郭を写し取ります。また、ガラスカットしやすいように、修正したり、カットラインを書き加えて、型紙の原紙を作ります。

左から墨画、縮小墨画、型紙原紙(A3版)

左から墨画、縮小墨画、型紙原紙(A3版)

A3の大きさの型紙原紙が出来たら、急いでコンビニへ。拡大コピーを2セット取り、原寸型紙を作ります。

原寸型紙はA3のコピーを貼り合わせて作ります

原寸型紙はA3のコピーを貼り合わせて作ります

1枚の原寸型紙は、A3が6枚で出来ています。コンビニのコピー機はA3が最大ですから、貼り合わせは仕方ありません。

無事に型紙が2セットできました

無事に型紙が2セットできました

作品の仕上がり寸法は、横50cm×縦100cmです。明日から、ガラスカットです。

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ステンドグラスとフュージング画展は終盤です

個展も残すところ、あと2日。明日24日は千秋楽です。

ステンドグラス・パネル

ステンドグラス・パネルの展示

教室の生徒さん達も激励に来てくれました。ここに来る前に、集まって、皆でランチを食べて来たそうです。混ざりたかった...

埼玉や笠間など遠くからも、見に来て下さいました。有りがたいです。

フュージング画絵皿の周りで

フュージング画絵皿の周りで

今回初めて展示させて頂いた「フュージング画絵皿」も、面白がっていただきました。

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ステンドグラスとフュージング画・個展がスタートしました

個展葉書

個展葉書

午前中は、あいにくの雨でしたが、個展が無事スタートしました。フュージング画というものをご覧になった事が無い方がほとんどで、その製法をよく尋ねられました。大型の窯が無いとできないので、ステンドグラスのように手軽には出来ませんが、広まっていってもらいたいと思っています。

ステンドグラスは、定番の水墨画風と、オレンジを基調にしたモノトーンタイプの大判作品が展示してあります。是非、ご高覧頂きたいです。

私は、5月/18、20,22,24日の午後に、会場に詰めています。

会場の地図

個展会場の地図です

「ステンドグラス+フュージング画」個展の準備が完了しました

明日からギャラリー芙蓉(千葉県我孫子市布佐)で、ステンドグラスとフュージング画の個展を開催します。今日は、その据え付けに行っていました。夏のような暑さです。

個展会場の「ギャラリー芙蓉」 千葉県我孫子市布佐

個展会場の「ギャラリー芙蓉」
千葉県我孫子市布佐

JR成田線「布佐駅」そばの住宅街に、ギャラリーはあります。ギャラリーもまさに住宅そのもの。

中は広々

中は広々していて、ステンドグラスを据え付けるのも楽です。

今回、定番の和風ステンドグラスに加え、大量のフュージング画絵皿を投入しました。初公開でもあります。下は、1日の作業で、据え付け完了の図。

定番のステンドグラス

定番のステンドグラスのコーナー

フュージング画(壁)と、同絵皿(テーブル上)

フュージング画(壁)と、同絵皿(テーブル上)

会期は、5/15(木)~24(土):無休です。

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丸いステンドグラス「日の出」を納品してきました

リピートのお客様の、オーダーメイド・ステンドグラスを取り付けてきました。

キッチンの大きな窓に、直径50cmの丸い作品を吊るしました。外の景色がうっすら透けて見えてきれいです。

丸いステンドグラス「日の出」

丸いステンドグラス「日の出」を取り付けました

現在、様々な仕事が同時並行に進んでいます。5月15日から始まる個展に向けて、額縁を作っています。

木工でs額縁制作中

木工でs額縁制作中

また、オーダーメイドのステンドグラスのための原画を、水墨画で描いています。イチジクとオナガです。

原画の水墨画「いちじく」

原画の水墨画「いちじく」

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ステンドグラス制作者の「ぎやまん草子(その18)」 「三月四月」

三月から四月にかけて、日本人の心は揺れ動きます。花粉症の話ではありません。三月は卒園、卒業、受験、送別、四月は入園、入学、進級、就職、赴任など。別れと出会いの季節でもあります。この時期の気持ちを言葉にするのは難しいですね。悲しいとか辛いでもないし、嬉しいとか楽しいでもない、不安と期待とが同時期に入り混じった、まさに「なんとも言えない感覚」です。

最近、自分に変化が訪れなくなったせいか、落ち着いて渦中の人たちを観察することが出来ます。先だっても、卒業式でもらったのか揃いの小さな花束を手に手に、中学生の一団が道にあふれていました。自分の卒業式の日を思い出しました。ただもう春休みに作る予定のスピーカー・エンクロージャー(オーディオスピーカーの木の箱)のことで頭がいっぱいだったあの時。もう少しおセンチになって、二度と会えなくなる友達と遊ぶ約束をすればよかったなどと後悔します。

四月になると、蛍光色のカバーを付けたランドセルが朝の団地内に湧き出ます。少し離れたところからそのランドセルに注がれる篤い眼差し。私の母もそうだったのだ。でも当時の僕は、算数の教材セットや、通学路に落ちている色々なものが気になり、母親の思いなど気にも留めませんでした。

ホームで電車を待つリクルートスーツ。内定もらえて良かったね。どこでも好きなところに就職できたバブル組みの僕は、長く厳しい就職活動を乗り越えた彼らに敬意を表します。でも、君達は少子化で受験の方は楽だったんじゃないかな。僕は思い出したくないくらい辛かったです。だからおアイコですね。

ある方が、感情は言葉の数だけある、という意味のことを仰っていました。三月四月の感情を一言で表すと何でしょうか。

ステンドグラス「染井吉野」

ステンドグラス「染井吉野」
サイズ:W94cm×H50cm

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