スランピング(熱で変形させる技法)で曲げた、大きな葡萄の葉以外に、ランプシェード上部を覆う蜘蛛の巣状のピースも切り出しました。すべてのピースに銅テープを巻き、いざ組み立てです。
モールドに型紙を巻き、その上からピースを半田で仮止めしていきます。縦横の半田線をそろえないとみっともないので、位置決めをしっかりしながら、点止めします。下のほうに来ると、葡萄の葉の大きなピースです。このピースは、曲面にぴったり沿うので、隙間が出来なくて、半田は簡単です。
点止めが終わったら、仕上げ半田です。半田をする面を常に地面と水平に保ち、慎重に作業します。ここで大きなピースを割ってしまってはモトモコも無いので、熱い半田を落とさないようにします。外周にはUケイムという、断面がU字型の鉛線を被せて、飾り仕上げとします。この後、裏面も仕上げ半田します。
最後に、洗浄、黒染めを行い、シェードは完成です。
hermoso!!!!!