フュージング画「枝垂桜」の制作 ステップ7:組立て中

  「枝垂桜」の組立てが始まっています。組立てといっても、枠材を使って、2枚のガラスを1枚に結合するだけです。

 真鍮の枠材を切り出し、グラインダーで研磨しました。
 作品は、枠材に余裕を持って嵌め込めるように、周囲をルーターで研磨して寸法を図面どおりに仕上げます。
 厚みが有り過ぎる所も、同様に研磨します。
 枠材の断面はH形をしているので、ガラスが入る側の溝に、あらかじめシリコンシーラントを入れておきます。これは密閉性を得るためではなく、ガラスががたつかないように入れます。
 枠材同士は、半田でロウ付けして結合します。
 全部で、3セット、表面の半田が終わりました。数日後、シリコンが硬化したら、ひっくり返して、裏側のハンダを付けて、出来上がりです。
 話は変わりますが、先日、私が世話役をさせていただいている千勝神社http://www.chikatsu.jp/の宮司様が工房に来られて、御神宝の制作をしていかれました。御神宝は、一部分にグラスフュージングを用いています。
 写真は、ガラスにグリザイユを使って文字を記しているところです。最初は慣れない画材に苦戦気味のようでしたが、後半はすらすらと書かれていました。

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