7,000円で地デジ化 遅ればせながら

JUGEMテーマ:ステンドグラスとフュージング
 遅ればせながら、我が家も地デジ化に踏み切りました。ずっとアナログで頑張ってやろう。きっと完全地デジ化は、民衆の反対で延期される。と思っていたのですが、先日ラジオで、「現在のアナログ視聴者は1%」と言っており、これはダメだ。負けた。と地デジ化に踏み切ることにしました。
 とはいえ、うちには現役のアナログTVと、アナログHDD内臓DVDレコーダーがあり、立派な資産です。両方捨てて地デジ化するのは勿体無いので、デジタルTVチューナーを導入して、両方生かした形で地デジ化することにしました。
 まず、お買い物。
 アンテナは、ビバホームで、20素子のUHFアンテナを購入→2,980円
 チューナーは、ヤマダ電機で、日本アンテナ製GDT11を購入→3,980円
 出費はこれだけです。約7,000円。

 早速ウチに帰って作業です。まず、アンテナを段ボールから出して、組み立て、15分。

 2階のベランダにはしごを設置し、転倒防止のため、ネジで軒に固定。今付いているアナログVHFアンテナをポールごとずり下ろします。この作業が、高所恐怖症の私には、もっとも恐ろしい時間でした。しかも左手ははしごを掴み、右手だけで、ポールを固定している錆びたネジを緩め。下ろしてきました。この間1時間。
 
 同軸ケーブルを古いVHFアンテナの真下で切断し、被覆を剥がして端末処理。新しいUHFアンテナに結線します。

 再び高所作業。横着して、古いVHFアンテナは、ポールにつけたままにして、その下に新しいUHFアンテナを固定しました。これまた、右手だけでアンテナを持ち上げ、右手だけで金具を締め付け。右手わなわなです。
 下の写真は、2階のベランダから外側に乗り出しての作業。腰には命綱を巻いています。はしごも、軒(小屋根)と針金で繋がっているのがわかります。
 左手ではしごを抱え、おまけに腰が引けてて、けなげです。
 
 アンテナが着けば、あとはポールを元の高さまで持ち上げ、固定です。屋外作業約1時間。
 室内では、アンテナ線とチューナー(下の写真の黒い小箱)を繋ぎ、チューナーから出ているビデオ信号とオーディオ信号を既存のアナログDVDレコーダーに繋ぎます。さらにDVDレコーダーと既存のアナログTVを同様に繋げば、物理的作業は終了。
 
 
 チューナーに、ナントカ言うカードを差し込み、マニュアルを見ながら、チャンネル設定をして、無事完了。ちゃんと地デジが見られるようになりました。
 地デジ化に要した時間、トータルで約3時間。

 ゴーストやノイズの無い、今まで見たことの無い、綺麗な画面です。少し感動しました。
 ちなみに、うちのTVは14インチのブラウン管タイプです。テレビはあまり見ないので、これで十分です。

 さて、今回チューナーを使って、アナログDVDレコーダーとアナログTVを活かす方法を取りましたが、番組を見るのはちょっと面倒です。ビデオ信号が、DVDレコーダーを経由しているので、3機全ての電源を入れないと見られません。(ちなみに写真左は、まったく関係ないポータブルステレオです)
 何でこんなことをしているかというと、私は大河ドラマなど、お気に入りのTV番組は、タイマーを使って一旦DVD内部のHDに録画して、後でゆっくり観るからです。
 おっと、AV(オーディオ・ヴィジュアルの略です。念のため)にお強い方、このチューナーが気になりましたね。そうです。このわずか4千円弱のマシンは、とても優れもので、タイマー予約ができるのです。
 このチューナーと、DVDレコーダーのタイマーの設定を一致させておくと、タイマー録画が出来るんですね。
 ちなみに、私が調べたところ、5千円前後で、このタイマー機能があるチューナーは、ユニデン製DTH11と日本アンテナ製GDT11(ユニデンのOEM)だけです。
 家に、元気なアナログTVが複数あるご家庭にはお勧めです。
 今日から、「我が家のインフラ整備」が3日間続きます。
 ・今日は、地デジ化です。
 ・明日は、マイカーの窓にスモークフィルムを貼る予定です。
 ・明後日は、階段に手すりを設ける予定です。

和風ステンドグラス「ヒメリンゴとドウダンツツジ」完成

和風ステンドグラス「ヒメリンゴとドウダンツツジ」

和風ステンドグラス「ヒメリンゴとドウダンツツジ」

オーダーメイドの変わったモチーフのステンドグラスです。自主制作では用いない、姫リンゴとドウダンツツジです。サイズは500mm×1000mm。長野県の蕎麦屋さんに納品です。

※この作品の詳しい説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

障がい者施設・出張フュージング教室:新作完成

  1ヶ月に1回、市内の身体障がい者施設にて、ボランティアで、グラスフュージング教室をやっています。
 今回は、半年かけて皆で作ってきたパネル作品「ほおずき」が完成しましたので、ご報告します。
 下の写真は、施設の利用者さんが丹念に並べた小さなガラスピースを、ベースガラスと共に焼成するところです。この作業は、工房に持って帰って行いました。

 完成した作品です。 作品は、縦60cmほどあります。木製の額に入れ、壁面に展示可能にしました。原画は、利用者さんのKさんの描いたスケッチです。

この作品に関わったメンバーと記念撮影です。

 そして、この日からまた新たな作品に取り掛かります。手を自由に動かせない方もいますが、それでも真剣にガラスピースの配置をして行きます。

 このパネル作品以外にも、フュージングアクセサリーや箸置きなどの小物を作るメンバーが居ます。
 小物の焼成は、施設にある窯で行います。約1時間の焼成で、目の前で融けていくので、楽しいです。皆、できた作品を色々な人にプレゼントしているようで、沢山のリクエストをかけている人もいます。

達風農園は、保存野菜の収穫期

 
 妻のブログ(http://blog2.tappu.com/)の完成度が高くなってきた上に、うちで採れた野菜の記事を、採った日の料理に絡めて書くので、私のブログの存在感が薄れてきました。
 今日は、ステンドグラスではなく、達風農園の梅雨時の収穫ネタをご紹介します。
 梅雨時は、夏から秋まで保存が効く野菜が沢山取れます。雨が2日降らなければ、堀時です。
 まずは、玉ねぎ。正直今年も失敗です。恐らく、苗の力が弱かったのでしょう。来年は仕入先を変えてみようと思います。300本植えて、270本収穫。総量16kgです。1個平均60gですから、市販品の1/4の小ささです。

 次にニンニク。「ホワイト6片」という高級国産種です。成功です。ただし、ニンニクは種として食用部の燐片を使いますので、成功してもそれが6倍にしか増えません。農作物としてはとても効率が悪いです。
 採れたてのニンニクはとても風味豊かで良いのですが、室内に干しているので、家全体がニンニク臭いです。

 最後に定番ジャガイモです。今年は、メークイン、キタアカリ、インカのめざめ、赤いも(品種不明だが、恐らくレッドムーン)の4種です。今日は、メークインとインカを全部掘り出し、赤いもは試し掘りしました。

 メークインは例年私達を裏切らない多収だったはずですが、今年はテントウムシダマシの食害に早くから合い、芋が太りませんでした。種芋1kgに対し、収量20.5kg(20.5倍)でした。ちなみに昨年は同23.5kg(23.5倍)。

 インカのめざめは、黄色い栗に似たこっくりとした味が人気で、家庭菜園で作る人は多いです。ですが、とても難しく、ピンポン玉くらいの小振りのものしかできない事が多いです。
 今年は、芽出し時期を早め、今年1月に種芋を購入し陽に当てました。それが功を奏し、昨年よりずっと成績は良かったです。
 500gの種芋に対し、収量は6.4kg(12.8倍)でした。昨年は同2kg。(写真左上は赤芋)

 最後に赤芋を試し掘りしました。このジャガイモは、昨年秋に友人からもらった珍しい赤いジャガイモを、半分食べて、半分残しておいて植えたものです。食感はとてもみずみずしくてねっとりしています。
 茎と葉は巨大に成長し、花は咲き乱れていますが、実はあまり着いていません。蔓ボケというやつです。恐らく冷涼な北海道で作ることを前提とした品種なんでしょう。

 芋の料理の記事は、妻のブログに、近く載ると思います...

6/12 17:00から、J-WAVE 81.3FM "SAUDE! SAUDADE" でグラス工房達風が紹介されます

 
 今週の日曜日(6/12)、J-WAVE 81.3FM の夕方の番組 ”SAUDE! SAUDADE”で、グラス工房達風と私の制作活動が、紹介される予定です。
http://www.j-wave.co.jp/blog/saude/


 番組は、17:00~17:54ですが、その後半部分、HPフランス提供の情報コーナーで紹介されます。
 内容はステンドグラスとフュージング、最近のフランスのことなどです。私は出演しませんが、情報をナビゲーターの滝川クリステルさんが語ってくれます。
 
 いつも、J-WAVをお聴きになっている方は、是非、聴いてやってください。
 話は変わって、「ヒメリンゴとドウダンツツジ」の制作は、続いています。カットしたガラスピースを、ルーターという研磨工具で削り、型紙より0.1~0.3mm小さく整える工程です。
 これも、500ピース全てやります。

「ヒメリンゴとドウダンツツジ」というステンドグラスを作り始めました


このパネル、サイズは縦1mと、特別大きくありませんが、ピース数は全500で、私の中では大規模の部類に入ります。来る日も来る日もガラスのカットと研磨が続きそうです。
 

枝の部分を切っています。

ステンドグラスの欄間を制作中

 
白馬村のお蕎麦屋さん向けに、ステンドグラス製の欄間を制作しています。テクスチャ(質感)の異なる二種類の透明のガラスだけで組んでいますので、すっきり清涼感あるパネルになりそうです。


そばの花を図案化した、大きく大胆なデザインです。

この写真は、達風農園の近くで撮影した蕎麦の花です。本物は1個5mmくらいの小さなものです。