完成作品のおひろめ

 出張フュージング教室で、半年かけて皆で作った作品が、額に入り、お披露目です。
 こうして写真で見るとそんなに大きく見えませんが、ガラスの厚さが約8mmで、額に入ると10kgほどあり、重量感たっぷりのガラスパネルです。 
 左側の女性は、普段は車椅子なのですが、この写真撮影のとき、頑張ってと立ち上がりました。立っている姿を、この1年で初めて見ました。完成を感激してくれていたようです。

 写真左側のオレンジのシャツを着た少年が、全ての作品の原画を描いています。わずかに動く右手の指先だけで描くのですが、写実的で、お世辞抜きにとても上手です。

 次の作品は、紫陽花です。私も、だんだんと要領が掴めてきて、専用の作業板を作り、最初から原寸大のガラス板を敷いて、その上に色ガラスを配置してもらう方法にしました。ガラス板の下には、原画が敷いてあるので、作業者は位置が合わせやすいです。

 大作を制作している横では、若い女性達が、フュージングアクセサリー作りに興じています。
 どうも、こちらの課題の方が人気が高いようで、うわさを聞きつけて、わざわざこの教室のある月曜日に、利用日を移してきたという女性もいます。

 こうなってくると、この取り組み、1回の教室の準備に数日を要するのですが、楽しさは増してきました。

完成作品のおひろめ” への2件のコメント

  1. 完成おめでとう!!
    車イスの女性が立ち上がったとのこと、素晴らしいことですね。感動感激がすばらしいパワーを生み出しているのでしょうね。豊かな心に、美しいものごとに触れて感動感激する心、が入っている意味がわかるような気がします。
    これからも、多くの人たちに感動感激を与えるような仕事とボランティア活動に頑張って下さい。
    私も負けないように、多くの人に喜んで貰えるように頑張ります。
    とりあえず、17日宜しくお願いします。

  2. 癒しさん こんにちは
    ありがとうございます。
    本当に自分が役に立つのか...
    この疑問に答えを出したくて、毎回、試行錯誤で、しかも緊張してやっています。
    恐らく、内容的には、まだまだ独りよがりで、利用者さん達全員にとって「待ちに待った第2月曜」とはなっていないと思いますが、粘り強く続けていきたいと思います。
    幸い、職員さん達も、盛りあげるべくサポートしてくれていますし、車椅子の女性のように、私に力をくれる利用者さんも沢山いますので、孤軍奮闘というわけではないです。
    神社の方も、よろしくお願い致します。

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