バラの香りに包まれて

 拙房で大切に育ててきたバラがいっせいに開花しています。特に一期咲きのツルバラは見事です。
昨年の今頃、新苗で購入してきたものとは思えません。どれも、3m以上に成長して、壁を覆っています。
 下は、南側の壁の半分を覆う、アイスバーグです。少しうどん粉病にやられていますが、いわゆるバラらしい形の中輪の花がいっせいに開きました。

 玄関前のポールズ・ヒマラヤン・ムスクです。八重桜のようなうすピンクの花が5個ずつくらいの単位で房咲きしています。とにかく成長が早く、昨年1年で、10本以上のシュートが5mくらいの長さに成長しました。病気にもならず、非常に扱いやすいです。香りは強く、酸っぱい感じがします。

 これは、1週間前の写真です。玄関前のモッコウバラです。なんといってもこの花の密度が圧巻です。また、花持ちもよく、2週間ほど楽しめました。

 ところで、Etsyというアメリカの通販サイトに、達風の作品を載せました。
英語の文を書くのは、苦手です。よろしければ、覗いてみてください。

完成作品のおひろめ

 出張フュージング教室で、半年かけて皆で作った作品が、額に入り、お披露目です。
 こうして写真で見るとそんなに大きく見えませんが、ガラスの厚さが約8mmで、額に入ると10kgほどあり、重量感たっぷりのガラスパネルです。 
 左側の女性は、普段は車椅子なのですが、この写真撮影のとき、頑張ってと立ち上がりました。立っている姿を、この1年で初めて見ました。完成を感激してくれていたようです。

 写真左側のオレンジのシャツを着た少年が、全ての作品の原画を描いています。わずかに動く右手の指先だけで描くのですが、写実的で、お世辞抜きにとても上手です。

 次の作品は、紫陽花です。私も、だんだんと要領が掴めてきて、専用の作業板を作り、最初から原寸大のガラス板を敷いて、その上に色ガラスを配置してもらう方法にしました。ガラス板の下には、原画が敷いてあるので、作業者は位置が合わせやすいです。

 大作を制作している横では、若い女性達が、フュージングアクセサリー作りに興じています。
 どうも、こちらの課題の方が人気が高いようで、うわさを聞きつけて、わざわざこの教室のある月曜日に、利用日を移してきたという女性もいます。

 こうなってくると、この取り組み、1回の教室の準備に数日を要するのですが、楽しさは増してきました。

達風農園は夏野菜

 達風農園は、夏野菜の植え付けで大忙しです。下は、サツマイモの畝たてと、苗を植えた直後です。

ナス科やウリ科、マメ科、アブラナ科など、20種類以上を植えました。

 畝と畝の間隔は180cm、株間も80~120cmと、余裕たっぷりの密度です。部分的に不耕起栽培も試しています。完全無農薬なので、防虫ネットは欠かせません。また、収穫して虫が付いていないことのほうが稀です。
 話は変わって、ステンドの生徒さんのご実家に、クマガイソウが自生しているという情報を得て、スケッチに伺いました。クマガイソウは、場所によっては天然記念物に指定されている、珍しいラン科の植物です。
 以前、この花を探して、埼玉まで行ったことが有りますが、ついに会えませんでした。ですので、非常に感激しました。