「花嫁」フィッシャーのカット

 パネル「花嫁」に使う板ガラスには、ドイツのアンティークガラスメーカーであるランバーツ社のものを使う予定でしたが、国内商社が品薄のため、コンテナの入港を待っている状況です。
 しかし、作業は進めなければならないので困っていたら、ある商社にフィッシャーというこれもドイツのアンティークガラスメーカーの板があるということを知り、急遽仕入れました。
 フィッシャー社は、世界中にファンが多かったにもかかわらず、すでに解散してしまっています。復刻を望む声が有り、今はランバーツ社で人気の高い色だけ復刻版を製造しています。
 今回は、正真正銘のフィッシャーを7枚取り寄せました。ランバーツの「明るさ」に対し、フィッシャーは少し「渋目」で「重厚」な印象です。

 これで、まず樹木をカットしています。

 さらに、花嫁のドレスは、カットした後グリザイユで調子付けをして焼成です。

 アンティークガラスのメーカーがもっと多いと良いのですが...採算が取れずどんどん廃業していくようです。
 ちなみにアンティークガラスとは、古いガラスという意味ではなく、古式に則り手吹きという製法で作ったガラスという意味です。

ステンドグラスランプ「小学時代」完成

ステンドグラスランプ「小学時代」

ステンドグラスランプ「小学時代」

小学校の同窓会が来月開かれるので、ちょうど還暦を迎える恩師へ贈る記念品のステンドグラスランプを制作しました。昭和40年代の子供たちの遊びが描かれています。幅22cmの小ぶりのランプです。