パピエ・ド・ヴェール(後のフュージング画)

パピエ・ド・ヴェール(Papier de verre)は、フランス語です。直訳すると「ガラスの紙」となります。
紙に絵を描くような感覚で、ガラス上に絵を描くアート技法です。といっても、従来あるガラス絵とは異なります。ガラス絵は、ガラスに絵の具を重ね塗りして描いていく(絵の具を置いていく)だけなのですが、パピエ・ド・ベールは、焼き付けて一体化させます。ですから、出来上がった作品は、ガラス板のように単一の材質になります。
パピエ・ド・ベールは、私の造語です。技法としては、フュージングとグリザイユ絵付けを融合しています。今、ステンドグラスと平行してこの技法で作品を制作しています。例の電気窯を使って。

パピエ・ド・ベールは後に、「フュージング画」という呼び名に代えました。

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