ヨーロッパ・ステンド紀行 6 (4月15~17日)

 朝、たまには贅沢な朝食でも...という雰囲気になり、ケルン大聖堂のまん前にあるホテルのカフェテラスで、バイキングの朝食を取りました。
 ドイツの様々なパンとソーセージ、ジャムやフルーツを、バイキング負けしないように、必死に食べました。料金は一人13ユーロ弱ですから、2000円程度。とてもゆったりした気分になりました。

このような贅沢は、この旅中で初めて
 さて、ドイツ入りの最大の目的地、ケルン大聖堂Domですが、塔の高さ157m、奥行き144m、幅86mは巨大と言うしかありません。このゴシックの傑作は、1248年着工で、完成はなんと1880年だそうです。起工時の目的意識と設計が良かったのでしょう。約600年間、恐らく10世代以上の職人達が先代の意思を受け継ぎつつ、自分が見ることの無い完成した聖堂を夢見て制作に打ち込んだのでしょう。

Domの全容を写真に収めるのは無理です
 今まで多くの「大聖堂」を見て来ましたが、ケルンは一級です。内部も巨大ホールのようです。ちょうど日曜日で、繰り返しミサをやっていましたが、その奥のほうの様子が、もやが掛かって見えるのです。

 ミサの時演奏されていたパイプオルガンが迫力満点だったので、是非<動画像>付きでお聞き下さい。
 ステンドも大判の傑作が多数あり、一種の感動麻痺状態になります。絵画性の高い美しい作品を写真に収めてきました。


声が出なくなるようなすばらしい巨大ステンド
 今日の訪問地はここだけと決めていたので、大聖堂の塔の頂上まで昇ってみることにしました。2ユーロ払って、永遠続く狭い螺旋階段を上り、心像が苦しくなりかけた頃ようやく陽の射す展望室のようなところに出ました。そこから眺めるケルンは、ライン川に抱かれた豊かな街に見えました。こんな素晴らしいところで、かつて大戦が行われたなんて、信じられません。
 さて、この大聖堂の構造を、塔の頂上で間近で見ることが出来ます。当然のことながら現在のようなモルタルや接着技術の無い当時の、石組みだけで150m以上の堅牢な構造物を構築する卓越した技術を垣間見ました。それは、破風や先端の意匠、ところどころに施された石の文様にも見ることが出来ます。

ライン川が美しいケルンの街
 毎度のことながら、気忙しい僕達は、一路パリへ。フランソワとカリーヌは明日(月曜日)からお仕事です。高速を飛ばして5時間ほどで、カリーヌ宅へ着きました。当初パリ郊外のフランソワ宅にお邪魔する予定でしたが、パリ市内の方が便利だろうと言う計らいで、カリーヌ宅に転がり込みました。
 カリーヌは、フランス領マルチニークの産。そこの郷土料理、茹でたバナナと蜂蜜を入れたラム酒を頂きました。あまり甘くない料理用のバナナには、日本の塩鱈に似た魚のオイル漬けをまぶして食べます。これが、日本人になじみそうなイイ味なんです。バナナは茹栗のような味でした。
 彼女は、PCのSkypeで、遠く離れたご両親と無料のテレビ電話を楽しんでいました。南洋の人は、両親との絆が深いですね。
 翌16日と、17日は、このカリーヌ宅を基点に、パリ観光や、ベルサイユに行ってきました。ベルサイユは、月曜の休刊日なのに電車との周遊入場券を買って行ってしまい、現地でドジを踏んだことに気が付きました。が、なんと後で駅員に泣きついたら、全額返してくれました。本当親切です。
 最終日の夜は、私たちがB級日本料理の代表格、カツ丼を作ってご馳走しました。近くの小さなマーケットでも醤油は手に入り、そこそこ美味しく出来ました。

 さて、毎回フランスに行くたびお世話になるフランソワは、私と同じ技術系の学部卒です。ですが、私と同じように脱サラし、今は自ら考案した子供向け算数ゲームを、小学校に売り込んで廻っています。そのうち大ヒットして日本にも上陸するでしょう。私も、それまでに新たなステンドを開拓して、共に成功を祝いたいと思います。
 今回も、いろいろな人達の助けと友情に支えられての旅でした。いつか近い将来、この人達が来日したとき、接待するのが楽しみです。

ヨーロッパ・ステンド紀行 6 (4月15~17日)” への4件のコメント

  1. 今日餃子の会でご一緒させて頂いたmarsaです^^
    今日はお疲れ様でした~楽しかったですね
    素敵なステンドグラスですね・・
    私もパリ好きで3回ほど行きました
    フランス語はもちろん英語も話せないのに^^;
    写真を見ていると思い出して又無性に行きたくなります☆
    ご夫婦でフランス旅行羨ましいです~
    11日楽しみにしていてくださいね♪
    良かったらflower.le.reveブログ遊びに来て下さいね^^

  2. marsaさん、こんにちは
    今日は妻がお世話になりました。夕飯では、お土産に持って帰った美味しい餃子を頂きました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

  3. こんばんわ!
    美しいものや人にたくさん出会えた素敵な旅でしたね。
    お疲れ様でした。
    重い荷物と一緒で大変でしたでしょう、、、
    でもそれを忘れちゃうくらいとても
    素敵な出来事に出会えたのだと想いました。
    愛する人と、愛する風景や街との出会い。
    多分一生ものですね♪
    お幸せにお過ごしください。
    そしてこれからも素敵な作品をお二人で作っていってくださいね。

  4. わなさん、こんにちは。
    私(YUKI)がお世話になったわなさんですよね。
     計画段階から、かなり無理があるな、っていう強行軍スケジュールでしたが、かつてフランスでお世話になった人達に再会できてとても有意義でした。数年ぶりに会っても、変わらず日常の会話を交わせることが嬉しかったです。また、初対面なのにご自宅に2泊も泊めてくれたりと、皆さん、とても温かく迎えてくれて、日本人が忘れかけていた人情を、逆に教えられました。
     わなさん、機会があったら、一緒に旅行しましょう。次回はもう少し余裕のある旅を。

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