BLさん向けノベルティ・モデルチェンジ

 開業以来ずっとお世話になっている八王子のハウスメーカー(BLハウジング)さんにお納めしてきたノベルティステンドが、約4年ぶりにモデルチェンジします。
 このノベルティは、BLさんで建築された施主さんに、引き渡し時にBLさんからプレゼントされていたもので、今まではペンギンの柄のファンランプでした。
 来年からは、ペンギンの柄の高さ25cmのミニ行灯です。主に常夜灯に使うものですが、裏返すと透明ガラスから光漏れますので、軽作業の照明にも使えます。


量産体制に入っています。

ダリ回顧展を観て来ました

 上野の森美術館で開催中のダリ回顧展を観てきました。学生のとき、シュールリアリズムに魅せられて油絵を始めたくらい、この手の絵画は好きです。ダリをはじめマグリットやエルンスト、ミロその他、シュールリアリズムの絵は、日本やフランスで何度と無く観ていますが、今回の作品は全て始めてみるものでした。コレクションのほとんどがダリ美術館所蔵のもののようです。
 しかし、平日にもかかわらず、こんでいました。なかなか絵に近づけず、細部の筆使いまでは見ることができませんでした。ダリは主題の隅のほうに小さく仕掛けを描くのが好きですから、小さな点でも見逃せません。人の影だったり、豆だったり、虫だったり...。

 ダリを観た後、上野から秋葉原→神田→大手町と夜の東京をダリになった気分で散歩しました。

 最後に、千石のフレンチでディナーしました。広尾のアラジンというフレンチにたまに行くのですが、その川崎シェフのフランス修行時代の仲間という若村シェフとその奥様が経営するかわいいお店「プルミエ」です。しっかりとしたメニュー(コース料理)が2,800円と大変お得です。私は骨付き子羊のソテーをメインにしましたが、十分のボリュームがありました。写真は前菜です。
 お酒は、マルティーニ(赤)、シャンパン(モエ・エ・シャンドン)、ワイン(ヴァン・ド・ペイ)、マールでした。
 美味しかったです。お値打ち価格でしたので、また行きます。

夏休みの課題でステンド制作

7月25日
 つくば市在住の高校生ASさんが、学業の一環として個人課題研究のために夏休み限定でステンド教室に通われています。今日はその1回目で、オリジナルの原画を制作しています。どのような作品ができるか、請うご期待です。




 8月7日
 今日で4回目。一生懸命ガラスをカットしています。写真の工具は、ガラスの余分なところを削り取るものです。これでガリガリやれば、難しいえぐれた曲線も、簡単に作ることができます。

11月11日
 予想はしていましたが、夏休み中には終わらず、晩秋の現在も奮闘しています。デザインが、最初の作品にしては複雑すぎたようです。原画を見た時点で素晴らしかったので、半ば強制的にやらせてしまいました。
 ようやくテープ巻きも終盤。次回からは組み立てに入れる見通しです。

11月26日
 やっと全容を現し、半田作業が始まりました。並べる時点で紛失ピースなどあり、多難です。

12月6日
 長かった夏休みの課題が、今日完結しました。半田工程も終わり、洗浄・黒染めして完成しました。ASさん、長い間、お疲れ様でした。処女作にしては素敵過ぎです(お世辞ではないですよ)。

円形の和風ステンドグラス「カラスウリ」完成

和風ステンドグラス「カラスウリ」

円形和風ステンドグラス「カラスウリ」完成

直径60cmの水墨画風ステンドグラスが出来上がりました。自主制作ですが、後に龍ケ崎市のふるさと納税返礼品として提供しました。

※この作品の説明は、ステンドグラス工房達風サイトの作品集ページで。

「烏瓜」半田開始

今日43歳になりました。なぜか小さいときから、僕は長生きできないのではないか、という理由の無い不安が付きまとっていました。例えば、小中学生の頃など、「西暦2000年、つまり36歳まで生きていられるのかなあ」などと頼りなげに思ったものです。
ですから、2000年を迎えたときも、また今日のように誕生日を迎え、1歳トシを重ねるときも、大過なく過ごせたこれまでに感謝したい気持ちでいっぱいになります。
ですが、未だにこの不安はなくならないのです。やりたいことがいっぱいあるのに。
話は変わりますが、自主制作作品、「烏瓜」が半田工程を迎えました。この作品のこれまでの制作過程は、全て解説付きで、
「ネットで無料ステンドグラス教室」に載せています。同サイトの「小結コース」です。
お暇がありましたら、ご高覧頂きたく。