白グリザイユで陰影

 8月も残りわずか。寂しい限りです(別に新学期が始まるわけではないですが)。水色の鳩のピースに、陰影を付けます。水で溶いた白グリザイユ(ステンド用顔料)を塗り、バジャーという大きな筆で撫でます。この加減が難しく、何度もやり直しました。刷毛すじが付かないように、面白みのある濃淡が出れば成功です。あとは、電気窯で焼き付けます。

ガラス成形続く

 台風一過、残暑復活です。
 ところでこの作品は、ピースが大きいので、ガラスの元板から無駄なく切り出すのが大変です。洋服を作られる方は、この気持ちわかりますよね。複数の型紙を元板の上で、あーでもない、こーでもないと並べ替えるんです。ガラス自体に一方向の流れ模様もあるので、その向きを揃えることも大切です。写真は、青と黄色が美しいストリーキーガラスです。

額縁制作

 額縁も同時に制作しています。トリマーで段加工して45度カットし、接着剤と木ネジで枠組みします。その後パテ詰めし、ペーパーを掛けます。写真は、室内色であるオフホワイトの塗装をしているところです。
 台風11号が近づいています。

型紙制作

 今日も暑いです。34℃はあります。さてH様邸のリビングに入る大きなステンドの型紙を制作しています。デザインは、メールを使って綿密な打ち合わせを重ね、狐と鳩の出てくるメルヘンチックな絵で決まりました。